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オルニチンに疲労回復効果があるのはなぜ?

オルニチンの効果の代表的なもののひとつに「慢性疲労を和らげる効果」があります。
今回は、なぜ疲労を和らげることができるのかを、少し説明をしていきます。

オルニチンが体の中に入ると、腸で吸収されます。
そして肝臓へ到達し、肝臓の中にあるオルニチンサイクルと呼ばれる代謝経路で働きます。
ここでアンモニアを分解して尿素に変換する働きのサポートをするのです。
オルニチンが疲労回復に効果があるといわれるのは、この解毒作用を助けているためです。

ではなぜこのアンモニアが体内に多くあると、人の体は疲れるのでしょうか? それは人は、「ATP」という物質をエネルギー源にしています。
このATPを作るのをアンモニアが妨げるのです。
そして、脳のエネルギー源であるグルコースを作るのをブロックするという性質も持ち合わせているのです。
アンモニアの二つの働きで、人のエネルギー源の生成が妨げられ、結果、人はエネルギー不足になり、疲労を感じるそうなのです。
ですので、体の中にあるアンモニアを早く分解することが疲労回復につながり、元気に生活を送る秘訣になります。
オルニチンをしっかり摂取すると、その分アンモニアの分解がスムーズになり、エネルギーをきちんと生産できるようになります。

オルニチンを取ると、朝目覚めが良くなったと感じることが多いのもこの働きのためだと思われます。
オルニチンが多く含まれる食材は、ご存知の通りしじみです。
食材からオルニチンを摂取する時には気にせず食べて大丈夫なのですが、サプリメントで摂取する時には、量を意識する必要があります。
オルニチンを摂取してよい量は、400mgから1,000mgだといわれています。
1日に摂ってよい量をしっかり守り摂るようにしましょう。

【参考文献】
http://www.nyssenate34.com/hiroukaihuku.html

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