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しじみに含まれる加齢臭に効く栄養素は?オルニチンなどが役に立つ。

40代以降の年齢の人で、加齢臭に悩んでいてもなかなか他人に話せない人は多いのではないでしょうか。加齢臭対策をするためには、身体を清潔に保つことに加えて、身体の内側からケアすることが大切です。二枚貝の一種であるしじみには、加齢臭に効果のある栄養素が豊富に含まれています。ここでは加齢臭の原因と、しじみに含まれる加齢臭に効く栄養素についてご紹介します。

加齢臭の原因

加齢臭とは、中高年特有の「脂臭くて、青臭いニオイ」のことを指します。加齢臭の原因は『ノネナール』と呼ばれる物質で、加齢とともに皮脂腺に増加する『パルミトレイン酸』という脂肪酸が酸化・分解されることで発生します。ノネナールは男女問わず40歳を過ぎたころから増えることが分かっています。そのため加齢臭は男性だけではなく、女性も注意する必要があります。ノネナールは加齢だけではなく、生活習慣が原因で量が増えます。例えば暴飲暴食や運動不足が原因で、皮脂腺に脂肪分が増えてノネナールの量が増えます。またストレスを感じることで体内の活性酸素が増加して、ノネナールの量が増加してしまいます。加齢臭対策を行うためには、体内のノネナールの量を減らす習慣を身に付けることが重要です。

しじみに含まれる、加齢臭に効く栄養素

二枚貝の一種であるしじみには、加齢臭に効果のある栄養素が豊富に含まれています。しじみに含まれる、加齢臭に効く栄養素は以下の4つです。

オルニチン

しじみに豊富に含まれているオルニチンはアミノ酸の一種で、肝臓のオルニチンサイクルを活性化させる働きがあります。オルニチンサイクルが活性化することで、人体にとって有害な物質であるアンモニアの解毒が促進されます。アンモニアはタンパク質からエネルギーを生成する過程で作られる副産物で、体内に蓄積すると疲労の原因になります。疲れるとストレスを感じやすくなり、ノネナールが増えやすい状態になるため、しじみからオルニチンを摂取することで疲労回復効果を得て、加齢臭対策に役立てることができます。
オルニチンはしじみ以外に、ヒラメ、キハダマグロ、エノキ、チーズなどに多く含まれています。これらの食品のオルニチン含有量は少ないため、加齢臭のために補助的に活用するのがおすすめです。

タウリン

しじみに豊富に含まれているタウリンはアミノ酸の一種で、アルコール代謝に関わる酵素の働きを活発にする働きがあります。皮脂の中で生成されるノネナールは、アルコールを代謝する過程で生成されるアセトアルデヒドと混ざり合うことで、加齢臭がより強力になります。タウリンはアセトアルデヒドの分解を促進する働きがあるため、加齢臭が強くなるのを抑える効果があります。
タウリンはしじみ以外に、貝類、イカ、タコ、魚などの魚介類に多く含まれています。

メチオニン

しじみに豊富に含まれているメチオニンは、肝臓内の老廃物や毒素を排出させる働きがあります。この働きによって代謝が促進され、体内の脂肪が燃焼されやすくなることで加齢臭を抑えることができます。
またメチオニンは抗酸化作用を高める働きがある物質です。ノネナールは体内の脂肪酸が酸化することで生成されます。しじみからメチオニンを摂取することで脂肪酸の酸化を防ぎ、加齢臭の原因物質であるノネナールの生成を抑えることができます。
メチオニンはしじみ以外に、マグロ、カツオ、牛乳、チーズ、豆腐、納豆などに多く含まれています。

ビタミンE

しじみに豊富に含まれているビタミンEは別名『若返りのビタミン』と呼ばれており、抗酸化作用の強い物質です。ビタミンEは脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、ノネナールの生成を抑え、加齢臭を予防することができます。また、ビタミンEは自律神経のバランスを整える働きもあります。自律神経のバランスが乱れると頭痛や不眠、倦怠感が生じ、ストレスによる加齢臭の原因となります。しじみからビタミンEを摂取することで、脂肪酸の酸化を防ぎ、自律神経を整えることで加齢臭予防に役立てることができます。
ビタミンEはしじみ以外に、煎茶、ひまわり油、アーモンド、かぼちゃ、ほうれん草などに多く含まれています。

まとめ

加齢臭は中高年に特有の「脂臭くて、青臭いニオイ」のことを指し、ノネナールという物質が原因で生じます。ノネナールは加齢だけではなく、生活習慣の乱れやストレスが原因で増えることが明らかになっています。二枚貝の一種であるしじみには、加齢臭対策に役立つオルニチン、タウリン、メチオニン、ビタミンEが豊富に含まれています。加齢臭に悩んでいるけど対策法が分からない人は、普段の食生活にしじみを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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