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しじみに含まれる腰痛に効く栄養素。オルニチンが腰痛に効く?

二枚貝の一種であるしじみは疲労回復や二日酔い予防といった健康効果が得られることで有名です。しじみはそれら以外にも、腰痛に効く栄養素が豊富に含まれています。腰痛の原因は多岐に渡りますが、一般的には疲労や血行不良、筋肉の衰えが引き金となります。腰痛は日常生活に大きな影響を及ぼすため、普段から対策することが大切です。ここでは腰痛の原因と、しじみに含まれる腰痛に効く栄養素についてご紹介します。

腰痛の原因

腰痛の原因は多岐に渡りますが、主な原因は以下の4つです。

長時間同じ姿勢でいることによる疲労

長時間の座りっぱなし、立ちっぱなし、中腰など、無理な姿勢を続けることで腰の筋肉が緊張し、筋肉が疲労していきます。その結果、血行が悪くなり腰痛を引き起こします。

筋力低下

運動不足などが原因で腰の周りの筋肉が衰えると、背骨の腰の部分にあたる『腰椎』に負担がかかり腰痛を引き起こします。また背骨を支えている腹筋の筋力が低下すると、正しい姿勢が保ちにくくなり、腰に負担をかけることになります。また骨盤の筋肉も姿勢を保つのに大きく関与しているため、これらの筋力が低下すると腰痛の原因になります。

過剰な動きや無理な負担

過度の運動によって筋肉は疲労していき、徐々に緊張していき腰痛を引き起こします。また急に重い荷物を持ち上げるなど、腰に無理な力がかかるような動作をすると、ぎっくり腰などの腰痛を引き起こす原因になります。

腰痛の原因となる病気

例えばぎっくり腰や椎間板ヘルニア、脊椎分離症などが挙げられます。また腎結石や尿管結石、子宮筋腫、子宮内膜症、うつ病、自律神経失調症などの病気が腰痛を引き起こす原因となることがあります。病気によって腰痛が引き起こされている場合、原因となっている病気を治療することが重要です。病気が原因の腰痛に悩んでいる人は、必ず医師と相談した上で治療を行うようにしましょう。

しじみに含まれる腰痛に効く栄養素

しじみは主に、疲労や血行不良が原因の腰痛に効果のある栄養素が豊富に含まれています。しじみに含まれる腰痛に効く栄養素は以下の5つです。

オルニチン

しじみに豊富に含まれているオルニチンはアミノ酸の一種で、肝臓のオルニチンサイクルを活性化させることでアンモニア解毒を促す栄養素です。アンモニアはタンパク質からエネルギーを生成する過程で作られる副産物で、人体に有害な物質です。アンモニアが体内に蓄積すると、疲労の原因になり腰痛を引き起こすリスクが高まります。しじみからオルニチンを摂取することで疲労回復効果を得て、腰痛対策に役立てることができます。
オルニチンはしじみ以外に、ヒラメ、キハダマグロ、チーズなどに含まれています。これらの食品に含まれているオルニチン含有量はしじみより少ないため、腰痛対策の補助的に活用するのがおすすめです。

ビタミンE

しじみに豊富に含まれているビタミンEは、血行の流れをよくして筋肉の緊張を取る働きをする栄養素です。ビタミンEは血液の成分である赤血球や、血管などの柔らかさを保つ働きをします。この働きによって血行が改善され、緊張した筋肉に溜まった疲労物質が運びだされ、筋肉に酸素と栄養が届けられます。腰の筋肉の緊張が和らぐことで腰痛が改善されるため、しじみからビタミンEを摂取することは腰痛対策に効果的です。
ビタミンEはしじみ以外に、緑黄色野菜やアーモンド、豆腐やシャケなどの食品に多く含まれています。

ビタミンB12

しじみに豊富に含まれているビタミンB12は、タンパク質の合成をサポートすることで、神経細胞の働きを正常に保つ役割を担っています。末梢神経が傷つくと、腰痛や肩こりの原因になることがあります。ビタミンB12は末梢神経の傷を治す働きがあり、腰痛、肩こり、手足のしびれ、神経痛の治療薬としてビタミンB12が処方されることがあります。しじみからビタミンB12を摂取することで、末梢神経が傷つくことが原因で引き起こされる腰痛対策に役立てることができます。
ビタミンB12はしじみ以外に、アカガイ、アサリ、レバーなどに多く含まれています。しじみにはビタミンB12以外に、ビタミンB1・B2・B6・B、ナイアシン、葉酸といったビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は互いに助け合いながら作用する特徴があるため、複数のビタミンB群が含まれているしじみを食べるのは、腰痛対策をする上で効率的な食品です

タンパク質

しじみに豊富に含まれているタンパク質は、筋肉の材料になる栄養素です。腰痛を予防・改善するためには、腰回りの筋肉を鍛えることが重要です。筋肉を強化させるためには、良質なタンパク質を摂取することが必要です。しじみのタンパク質にはアミノ酸がバランスよく含まれているため、効率よく代謝されて筋肉を作ることができます。しじみからタンパク質を摂取することで、腰痛対策に役立てることができます。
タンパク質はしじみ以外に、肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品に多く含まれています。

カルシウム

しじみに豊富に含まれているカルシウムは、骨を丈夫にするために必要な栄養素です。厚生労働省によると、1日700mgのカルシウムを摂取することを目標に掲げています。しかし多くの日本人がカルシウム不足になりがちです。特に高齢者ではカルシウム不足によって腰痛の原因である骨粗鬆症になる人が多いのが現状です。しじみからカルシウムを摂取することで骨を丈夫にして、腰痛対策に役立てることができます。
カルシウムはしじみ以外に、牛乳、ヨーグルト、チーズ、大豆、海藻、小魚などに多く含まれています。なお、カルシウムの吸収率を高めるために、ビタミンDが多く含まれる魚介類、卵、キノコ類と組み合わせて食べるのがおすすめです。

まとめ

腰痛の原因は多岐に渡りますが、一般的には疲労や血行不良、筋肉の衰えが原因で生じます。腰痛は日常生活に大きく影響を及ぼすため、普段から対策を行うことが大切です。二枚貝の一種であるしじみは、疲労や血行不良などが原因で生じる腰痛対策に役立つ栄養素が豊富に含まれています。いつまでも健康的な身体作りをしたい人は、普段の食生活にしじみを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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