※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

しじみに含まれる美髪効果のある栄養素。肝臓と髪の毛の関係性は?

しじみは疲労回復や二日酔い予防といった健康効果があることで有名ですが、それ以外に美髪効果もあることが分かっています。美しい髪の毛を持ち続けるためには、頭皮だけではなく肝臓もケアすることが重要です。しじみには頭皮や肝臓に作用することで、美髪効果を得られる栄養素が豊富に含まれています。ここでは肝臓と髪の毛の関係性と、しじみに含まれる美髪効果のある栄養素についてご紹介します。

肝臓と髪の毛の関係性

髪の毛のケアといえば、頭皮マッサージや頭皮によい栄養を摂取することをイメージする人が多いかもしれません。しかし健康的な髪の毛を作るためには、頭皮だけではなく肝臓のケアをすることも大切です。私たちの髪の毛は『毛母細胞』という細胞で作られています。この毛母細胞が働くために必要な栄養素は、肝臓から運ばれてきます。肝機能が低下してしまうと毛母細胞に栄養が充分に供給されなくなってしまい、新しい髪の毛が作りにくくなってしまいます。さらに、毛母細胞の働きが衰えてしまい、抜け毛や薄毛のリスクを高めることになるのです。

しじみに含まれる美髪効果のある栄養素

二枚貝の一種であるしじみには、肝臓や頭皮をケアして美髪効果を得られる栄養素が豊富に含まれています。しじみに含まれている美髪効果のある栄養素は以下の3つです。

オルニチン

オルニチンはアミノ酸の一種で、肝臓のオルニチンサイクルを活性化させることで、アンモニア解毒を促す働きをする栄養素です。アンモニアは、タンパク質からエネルギーを生成する過程で作られる副産物で、体内に蓄積すると肝機能を低下させます。肝機能が蓄積すると毛母細胞に充分な栄養が供給できなくなり、抜け毛や薄毛のリスクが高くなります。
また、オルニチンは成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。成長ホルモンの分泌が促進されると髪の毛の成長が活発になり、太くて健康的な髪の毛を作ると同時に、抜け毛を防ぐことができます。しじみからオルニチンを摂取することで、肝機能を向上させ、成長ホルモンの分泌を促すことで、美髪効果を得ることができます。

オルニチンはしじみ以外に、ヒラメ、キハダマグロ、エノキ、チーズなどに多く含まれています。これらの食品のオルニチン含有量は少ないため、美髪効果を得るために補助的に活用するのがおすすめです。

タウリン

タウリンはアミノ酸の一種で、肝臓で作られる胆汁酸の分泌を促す栄養素です。胆汁酸は血中のコレステロールを材料に作られるため、胆汁酸の分泌を促進させることで血中コレステロール値を下げることができます。血中コレステロール値が下がると血流がスムーズになり、頭皮細胞に必要な酸素や栄養を供給しやすくなります。しじみからタウリンを摂取することで、血中コレステロール値を下げて血流をスムーズにして、美髪効果を得ることができます。
また現時点で研究段階ではありますが、「タウリンが含まれた溶液の中に傷んだ毛髪を入れると、毛髪のダメージが修復された」という研究結果が報告されています。今後はヘアケアのために、タウリンが活用される将来がくるかもしれません。
タウリンはしじみ以外にサザエ、牡蠣ホタテ、カツオ、ブリ、イカ、タコなどの魚介類に多く含まれています。

鉄分

鉄分はミネラルの一種で、全身の細胞に酸素を運搬する赤血球を作るために必要な栄養素です。鉄分が不足すると鉄欠乏性貧血を引き起こし、細胞が酸素不足に陥ってしまいます。頭皮細胞が酸素不足になると新しい髪の毛が作りにくい状態になり、抜け毛や薄毛の原因になります。日本人の多くは鉄分不足の状態だと言われています。特に女性は月経で鉄分が不足しやすいため、積極的に鉄分を摂るのがおすすめです。
しじみには鉄分が豊富に含まれていることに加えて、鉄分の吸収を促すビタミンB12も多く含まれています。鉄分を効率的に摂取したい人は、しじみを活用するのがおすすめです。
鉄分はしじみ以外に、レバー、小松菜、卵黄などに多く含まれています。

まとめ

健康的で美しい髪の毛を持ち続けるためには、頭皮だけではなく肝臓をケアすることが重要です。二枚貝の一種であるしじみには、頭皮や肝臓をケアして美髪効果を得ることができるオルニチン、タウリン、鉄分が豊富に含まれています。いつまでも健康的な髪の毛を持ち続けたい人は、普段の食事にしじみを取り入れてみてはいかがでしょうか。

関連コラムColumn