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しじみエキスに副作用はある?C型肝炎、肝硬変の人は要注意。

しじみは疲労回復や二日酔い予防といった健康効果が得られる食品で、昔から多くの日本人に親しまれてきました。しじみの栄養素を効率的に摂取する方法のひとつとして、しじみエキスが入ったサプリメントを活用することが挙げられます。しじみのエキスが入ったサプリメントは手軽にしじみの栄養素を摂取できますが、副作用がないか心配している人もいるのではないでしょうか。ここではしじみエキスに副作用はあるのか、しじみエキスを摂る際に注意すべきことについてご紹介します。

しじみエキスに副作用はあるのか

結論から言うと、しじみエキスはしじみの栄養素を凝縮させたものですので、副作用はありません。なぜなら副作用とは「医薬品の使用に伴って起きる、別の作用のこと」を指すからです。しじみのサプリメントはもともと食品に含まれている成分を凝縮したもので、様々な化学反応を経て製造されている医薬品とは全く性質が違います。しじみのサプリメントの主成分は、オルニチンというアミノ酸の一種です。オルニチンは体内に存在しているアミノ酸のため、健康な人はしじみエキスによる悪影響を心配する必要はほとんどありません。
ただしサプリメントには様々な成分が含まれているため、アレルギーの原因物質が入っていることがあります。アレルギー体質の人は、必ず製品の成分表を確認してからしじみのサプリメントを購入するようにしましょう。

C型肝炎、肝硬変の人は注意して摂る必要がある

しじみエキスは健康な人であれば身体への悪影響を心配する必要はありませんが、C型肝炎や肝硬変などの肝臓病を抱えている人は注意して摂る必要があります。しじみには鉄分が豊富に含まれているため、しじみの栄養素が凝縮されたエキスにも鉄分が多く含まれている可能性があります。鉄分は貧血予防に効果のある栄養素ですが、肝臓に病気がある人が健康な人と同じ量の鉄分を摂取した場合、症状を悪化させる危険があります。
しじみ100gあたり約5.3mgの鉄分が含まれています。健康な人の鉄分の一日摂取目安量は、男性で7mg程度、女性で10mg程度です。一方肝臓の病気を抱えている人の場合、多くの病院では鉄分の摂取を一日6mg程度に制限するよう指導されています。肝臓に病気がある人がしじみエキスを摂りたい場合は、必ず医師と相談した上で、指導された量を摂取するようにしましょう。

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