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しじみを食べることにデメリットはある?肝機能障害の人は食べ過ぎに注意。

二枚貝の一種であるしじみは、疲労回復や二日酔い予防などの健康効果が得られる食品です。健康的な身体作りのためにしじみはおすすめですが、しじみを食べるデメリットはあるのでしょうか。基本的にしじみを食べること自体にデメリットはありませんが、人によってはデメリットに感じることがあります。またしじみは特定の疾患を患っている人は注意して食べる必要があります。ここではしじみを食べることのデメリットについてご紹介します。

基本的にしじみを食べること自体にデメリットはない

しじみには肝機能を向上させる働きをするオルニチンを始め、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。しじみを食べることで期待できる健康効果は、疲労回復、二日酔い予防、睡眠の質向上、美容効果、ストレス軽減など多岐に渡ります。また、しじみは一年を通して比較的安価で購入することができるため、多くの人が手軽に食べることができます。しじみを食べること自体にデメリットはなく、逆に多くのメリットが得られるのです。

しじみを食べるデメリット

基本的にしじみを食べること自体にデメリットはありませんが、人によってはデメリットに感じることがあります。また特定の疾患を患っている人は、しじみを注意して食べる必要があります。

砂抜きが面倒

しじみを食べるデメリットの一つ目は、砂抜きが面倒ということです。スーパーや魚屋などで生しじみを購入した場合、夏場は3~4時間、冬場は4~5時間は海水に浸して砂抜きをする必要があります。そのため生しじみを購入しても、すぐに調理することができません。砂抜きが面倒だと思う人は、冷凍しじみを活用するのがおすすめです。冷凍しじみは砂抜きしたしじみを冷凍した商品のため、砂抜きをする手間が省けます。保存期間は冷凍庫で約1ヶ月で、生しじみより長期間保存することができます。またしじみに豊富に含まれているオルニチンという栄養素は、-4℃で冷凍保存することで量が約8倍になります。オルニチンは肝機能を向上させる働きがあり、疲労回復や二日酔い予防といった健康効果が得られる栄養素です。冷凍しじみを活用することは、砂抜きの手間が省ける上に栄養価の高いしじみを食べられるメリットがあるのです。

小さくて食べにくい

しじみを食べるデメリットの二つ目は、小さくて食べにくいことです。しじみの身はあさりよりも小さいため、ひとつひとつ食べるのは手間だと思う人は多いのではないでしょうか。しじみの旨味成分であるコハク酸やグルタミン酸などの成分は、加熱調理の際に身から溶け出します。一方でしじみに含まれているミネラルのほとんどは、加熱調理しても身に残っています。ミネラルは生命維持に不可欠な栄養素ですが、日本人の多くがミネラル不足であることが分かっています。しじみは汁だけではなく、身も食べるのがおすすめです。

肝機能障害がある人は食べ過ぎに注意する必要がある

しじみを食べるデメリットの三つ目は、肝機能障害のある人は食べ過ぎに注意する必要があることです。もともと肝臓には鉄分が貯蔵されています。肝機能障害の人は肝機能が低下しているため、健康な人と同じ量の鉄分を摂取すると、必要以上に鉄分が蓄積してしまいます。しじみは鉄分が豊富に含まれているため、肝機能障害がある人が食べ過ぎると症状が悪化してしまう可能性があります。肝機能障害がある人は、医師と相談した上でしじみを食べるようにしましょう。

まとめ

しじみはタンパク質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれており、疲労回復や二日酔い予防などの健康効果が得られる食品です。基本的にしじみを食べること自体にデメリットはありませんが、人によっては砂抜きをする手間や身が小さいことがデメリットに感じるかもしれません。また肝機能障害がある人は鉄分の過剰摂取に注意する必要があるため、医師と相談した上でしじみを食べるようにしましょう。

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