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しじみとセサミンを摂取。相乗効果や摂取する時の注意点は?

慢性的な疲れやだるさが続く方、最近食欲がない方、お酒を飲む習慣がある方は、肝臓が疲れている可能性があります。肝機能が低下すると脂肪肝や肝硬変といった病気になるリスクが高くなるため、肝機能を向上させる食品を食べることが重要です。しじみとセサミンは、どちらも肝機能を向上させる働きがあります。ここではしじみとセサミンが肝機能を向上させる理由としじみとセサミンの相乗効果、摂取する時の注意点をご紹介します。

しじみとセサミンは肝機能を向上させる

しじみが肝機能を向上させる理由

しじみにはタンパク質や鉄分、ビタミン、ミネラルといった栄養素が豊富に含まれています。これらの栄養素の中で、アミノ酸の一種であるオルニチンは肝機能を向上させる働きがあることが分かっています。オルニチンは肝臓にあるオルニチンサイクルを活性化し、人体にとって有害物質であるアンモニアを解毒しています。アンモニアは生命活動に必要なエネルギーや、脳の栄養であるグルコースの生成を妨げる性質がある有害物質です。オルニチンサイクルが正常に働いていればアンモニアは速やかに解毒されますが、暴飲暴食やストレスなどが原因で肝臓の機能が低下してしまうと肝臓にアンモニアが蓄積され、充分なエネルギーを作ることができない状態になってしまいます。その結果、疲労感やだるさといった悪影響が出てしまいます。オルニチンを摂取することで肝機能を向上させれば、疲労回復だけではなく効率的なエネルギー産生に役立ちます。

セサミンが肝機能を向上させる理由

セサミンは胡麻に含まれている成分で、肝臓の活性酵素を除去することで肝機能を向上させることが分かっています。肝臓は代謝・解毒・胆汁の生成など様々な役割を担っており、血液から運ばれた酸素を大量に消費するため活性酵素が多く発生しやすい臓器です。活性酵素は酸化力の強さから体内のウイルスや細菌を退治する一方、必要以上に増えると肝細胞も酸化させてしまいます。肝細胞が酸化されると、全身の生命活動が低下してしまいます。セサミンは抗酸化作用の強い成分のため、活性酵素による肝細胞の酸化を防ぐことで肝臓の機能向上に役立っています。

効果の違い

しじみとセサミンはどちらも肝機能を向上させる働きがありますが、効果に違いはあるのでしょうか?まず肝機能を向上させるメカニズムに大きな違いがあります。しじみに含まれるオルニチンは、肝臓のオルニチンサイクルを活性化させることでアンモニア解毒を促進させます。セサミンは高い抗酸化作用から、肝細胞の酸化を防ぎます。このことから、疲労回復効果に直接的に作用するのはしじみだと考えられます。
次にしじみとセサミンのどちらがどの程度効くかですが、どちらも健康食品のため個人差があります。色々試してみて自分に合った食品を見つけるのが大切です。
またしじみやセサミンを摂取するタイミングですが、やはり健康食品のためこのタイミングで飲んだら効果が高いということはありません。どちらも継続的に摂取することで健康効果が期待できるので、忘れないタイミングを見つけるようにしましょう。

しじみとセサミンの相乗効果

しじみとセサミンは単独でも健康効果がある食品ですが、組み合わせて摂取することで相乗効果が期待できます。

疲労回復効果

しじみとセサミンは疲労回復効果のある食品のため、組み合わせて摂取することで相乗効果が期待できます。しじみに含まれるオルニチンは、肝臓のオルニチンサイクルを活性化させることで疲労の原因物質であるアンモニアの解毒を促進させます。またセサミンは抗酸化作用が強い成分であり、肝細胞の酸化を防ぐことで肝機能を向上させる働きがあります。肝機能が向上することで、効率的にアンモニア解毒ができるようになり疲労回復に繋がります。

二日酔い予防効果

しじみとセサミンは二日酔い予防効果のある食品のため、組み合わせて摂取することで相乗効果が期待できます。しじみに含まれるオルニチンはアンモニア解毒をすることで、肝機能を向上させます。その結果肝臓でのアルコール分解がスムーズに行われ、二日酔いを予防することができます。セサミンも同様に高い抗酸化作用から肝機能を向上させ、その結果アルコール分解をスムーズにすることができます。またセサミンは二日酔いの原因物質である、アセトアルデヒドの分解を促進する効果もあります。アセトアルデヒドはアルコールが体内で分解されたもので、人体に有害なため速やかに無害な酢酸に分解する必要があります。セサミンはアセトアルデヒドを分解する酵素の量を増やすことが分かっているため、お酒を飲む時にセサミンを積極的に摂取しておけば二日酔いを予防することができるのです。

がん予防効果

しじみとセサミンはどちらもがん予防効果がある食品のため、組み合わせて摂取することで相乗効果が期待できます。しじみにはカルシウム、鉄、亜鉛といったミネラルが豊富に含まれています。がん予防のためには免疫力や抗酸化作用を高めることが重要で、ミネラルにはこれらの効果を高める働きがあります。セサミンには活性酸素を抑制して、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。細胞の酸化を防ぐことでがんの発生を抑えることができ、実際に肝臓がんや大腸がんの予防に効果的であることが確認されています。

美容効果

しじみとセサミンはどちらも美容効果がある食品のため、組み合わせて摂取することで相乗効果が期待できます。しじみに含まれるオルニチンは肝臓の機能を向上させる働きがあります。肝機の機能が低下すると有害物質が肝臓に蓄積し、肌荒れやくすみの原因になります。しじみからオルニチンを継続して摂取することで、美肌を維持することができます。またセサミンは肌や髪の老化の原因になる活性酸素を除去する働きがあります。肌は紫外線などの刺激を受けると活性酸素が発生し、シミやしわの原因となります。抗酸化作用の高いセサミンを摂取することで、シミやしわのないみずみずしい肌を保つことができます。

ダイエット効果

しじみとセサミンはどちらもダイエット効果がある食品のため、組み合わせて摂取することで相乗効果が期待できます。しじみに豊富に含まれているオルニチンは、成長ホルモンの分泌を促進させる働きがあります。成長ホルモンの分泌が促進されると新陳代謝が活性化し、脂肪が分解されやすい身体になります。またセサミンは血中の悪玉コレステロールを減らし、血流をスムーズにする効果があります。血流がスムーズになることで新陳代謝が上がり、その結果ダイエット効果が期待できます。

しじみやセサミンを摂取する時の注意点

しじみとセサミンはどちらも肝機能を向上させる働きをするため、一緒に摂取することで相乗効果が期待できます。ただしセサミンが含まれる胡麻を食べ過ぎるとアレルギーを発症してしまう可能性があるため、食べ過ぎないように注意しましょう。また持病を持っている人でしじみやセサミンのサプリメントを利用する際は、医師と相談した上で用法用量を守って摂取するようにしましょう。

まとめ

しじみとセサミンは肝機能を向上させる働きがあります。しじみに含まれるオルニチンは、肝臓のオルニチンサイクルを活性化させることで肝機能を向上させます。また胡麻に含まれるセサミンは、高い抗酸化作用によって肝機能を向上させます。しじみと胡麻を同時に摂取することで様々な相乗効果が期待できますが、ゴマはアレルギーを発症する可能性があるので注意しましょう。

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