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しじみで胃痛を軽減できる理由と、しじみが原因で起きる胃痛。

胃痛は様々な原因で起きる、みぞおち周辺の痛みです。胃痛の原因として、ストレス、食べ過ぎや飲み過ぎ、刺激の強い食べ物やアルコール、胃の粘膜を傷つけるピロリ菌などがあります。二枚貝の一種であるしじみには胃痛軽減に役立つ栄養素が豊富に含まれている一方で、しじみ自体が胃痛の原因になることがあります。ここでは胃痛の原因と、しじみで胃痛軽減できる理由、しじみが原因で起きる胃痛についてご紹介します。

胃痛の原因

胃痛の原因は多岐に渡り、ストレスによる自律神経の乱れ、暴飲暴食やニンニク・唐辛子など刺激の強い食べ物、高濃度のアルコールを過剰にとることで胃痛が起きることがあります。ストレスを受け続けると、胃や十二指腸の働きをコントロールしている自律神経が乱れて、胃酸が過剰に分泌されて胃痛の原因になります。また習慣性のアルコールやタバコ、香辛料、果汁や炭酸飲料も、胃酸の分泌を促進させて胃の粘膜に炎症を起こすため、胃痛の原因になります。その他に胃の粘膜を傷つける、ピロリ菌が胃痛の原因になることがあります。ピロリ菌は胃の強い酸の中で生息する細菌です。このピロリ菌は胃酸から身を守るために常にアンモニアを出し続けています。アンモニアが胃の粘膜を繰り返し傷つけて、慢性胃炎を引き起こし、これが胃痛の原因になります。

しじみと胃痛の関係性

二枚貝の一種であるしじみは、疲労回復や二日酔い予防効果などの健康効果が得られることで有名な食品です。しじみは胃痛を軽減する効果がある一方で、しじみが原因で胃痛が起きることもあります。

しじみで胃痛軽減できる理由

しじみで胃痛が軽減できる理由は、疲労回復やストレス解消効果のある栄養素が豊富に含まれているからです。しじみに豊富に含まれているオルニチンはアミノ酸の一種で、肝機能を向上させる働きがあります。肝機能を向上させることで体内の有害物質の解毒が促進され、胃の働きがよくなり胃痛が軽減されます。
またしじみに豊富に含まれているトリプトファンは、ストレス軽減効果がある栄養素です。トリプトファンは別名『幸せホルモン』と呼ばれるセロトニンの材料になる栄養素です。セロトニンは脳の興奮を抑えて、ストレスを軽減させる効果があります。しじみからオルニチンやトリプトファンを摂取することで、身体と心の疲れを癒して胃痛軽減効果を得ることができます。
また、しじみには新陳代謝を促進させる栄養素が豊富に含まれています。新陳代謝が促進されると細胞の入れ替わりが活発になり、胃の粘膜の細胞を健康な状態に保つことができます。胃の粘膜の細胞は約3日で生まれ変わります。食事やお酒などでダメージを受けた胃の粘膜の細胞をスムーズに入れ替えることで、胃痛の軽減や解消に繋がります。

しじみが原因で起きる胃痛

しじみは胃痛軽減に役立つ食品ですが、誤った食べ方をすると胃痛の原因になることがあります。しじみが原因で起きる胃痛として、加熱不足によるノロウイルス感染が挙げられます。しじみを適切に加熱しないまま食べた場合、ノロウイルスに感染して胃痛症状が現れることがあります。しじみからノロウイルスに感染しないためには、適切に加熱して活性を失わせることが重要です。
またその他にも、オルニチンを過剰摂取した場合の副作用として胃痛が起きる場合があります。オルニチンは安全性の高い栄養素で、しじみなどの食品から一日摂取目安量(400mg~1000mg)をわずかに上回る量を摂取しても副作用は起きません。しかしサプリメントなどからオルニチンを過剰摂取した場合は、胃痛などの症状が現れることが分かっています。これは他のアミノ酸を過剰摂取した場合と同じ副作用で、オルニチン特有のものではありません。

まとめ

胃痛はストレスや暴飲暴食が原因で起きる、みぞおち周辺の痛みのことです。二枚貝の一種であるしじみは、疲労やストレスが原因で起きる胃痛を軽減させる栄養素が豊富に含まれています。一方でしじみを適切に加熱調整せずに食べたり、サプリメントからオルニチンを過剰摂取したりすることで胃痛の原因となります。しじみは適切な方法で食べることで、胃痛軽減の強い味方になります。疲労やストレスが原因の胃痛に悩んでいる人は、普段の食生活にしじみを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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