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えびとしじみの相乗効果。疲労回復・二日酔い予防・美肌効果が期待できる。

しじみは単体でも疲労回復や二日酔い予防といった健康効果が期待できる食品ですが、ほかの食品と組み合わせて食べることで相乗効果が得られます。しじみと相性のよい食品のひとつに、えびが挙げられます。えびはしじみと同様に魚介類のひとつで、様々な健康効果が期待できる食品です。ここではえびとしじみの相乗効果についてご紹介します。

えびの効果

えびを食べることで期待できる代表的な健康効果は、疲労回復、二日酔い予防、美肌効果です。えびに豊富に含まれているアスパラギン酸は、疲れの元になる乳酸の生成を抑えて疲労回復を促す働きをします。またえびに豊富に含まれているタウリンは二日酔いを予防する効果が期待できます。タウリンは肝機能を高めることで、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドの分解を促進する働きをします。その他に、えびに含まれているアスタキサンチンは活性酸素を除去するため、美肌効果を期待することができます。活性酸素は代謝が行われる過程で作られる副産物で、体内に侵入した細菌などを取り除く働きをします。活性酸素は毒性が強く、体内で増えすぎると細胞を酸化させ老化を促進させます。えびからアスタキサンチンを摂取することで余分な活性酸素を除去できるため、肌のシミやシワを予防することができます。またえびにはコラーゲンが豊富に含まれているので、肌の潤いを保つ効果が期待できます。

しじみの効果

しじみを食べることで期待できる代表的な健康効果は、えびと同様に疲労回復、二日酔い予防、美肌効果です。しじみに豊富に含まれているオルニチンは、肝機能を向上させることでアンモニア解毒を促進する栄養素です。アンモニアは食べ物からエネルギーを生成する過程で作られる副産物で、体内に蓄積すると疲労の原因になります。しじみからオルチニンを摂ることでアンモニア解毒が促進されるため、疲労回復効果が期待できます。またオルチニンは二日酔いによる脳疲労を予防する働きをします。アルコールを摂取すると NADH(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という物質が体内で増加し、脳の栄養である糖(グルコースなど)の産生を阻害します。糖が不足すると脳に充分な栄養が供給されなくなり、脳疲労が起きます。オルニチンによってアンモニアが解毒化される過程でNADHが消費されるため、しじみを食べることで二日酔いによる脳疲労の予防が期待できます。またしじみにはビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、葉酸といったビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は新陳代謝を高めて古い細胞と新しい細胞の入れ替わりを促進させる働きをするため、美肌効果が期待できます。ビタミンB群はお互いに助け合って作用する働きをすることから、様々なビタミンB群が含まれているしじみは効率的に美肌効果が期待できる食品です。

えびとしじみの相乗効果

えびとしじみはどちらも、疲労回復・二日酔い予防・美肌効果が期待できる栄養素が豊富に含まれている食品です。そのためえびとしじみを一緒に食べることで、相乗効果を期待することができます。疲れがなかなか取れない人、お酒を飲む機会が多い人、美肌になりたい人は、えびとしじみを一緒に食べるのがおすすめです。

えびとしじみを使ったレシピ

ここではえびとしじみを使った『えびとしじみのパエリア』のレシピをご紹介します。パエリアは一見難しそうな料理ですが、フライパンで簡単に作ることができます。

【材料(2人分)】
・お米 1合
・水 180~200cc
・コンソメ(粉末) 大さじ1
・ターメリック ひとつまみ
・しじみ 100g
・冷凍むきえび 10匹
・ピーマン 1個
・ミニトマト 4個
・にんにく 1かけ
・オリーブオイル 適量

【作り方】
(1) しじみを砂抜きして、殻と殻をこすり合わせるようにして洗う。
(2) フライパンにオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れ、香りが出るまで炒める。
(3) フライパンにお米を洗わずに投入して、お米が透明になるまで炒める。
(4) 別の鍋に水を入れる。火をつけてコンソメ、ターメリックを溶かす。
(5) フライパンに(4)を入れて、適当に切った野菜、冷凍むきえび、しじみをバランスよく投入する。
(6) フライパンに蓋をして、水気がなくなるまで15~20分中火にかける。
(7) 味見をしてお米が固かったら、水を足して弱火で加熱する。
(8) お米に火が通ったら完成。

まとめ

しじみと一緒に食べることで相乗効果が期待できる食品のひとつに、えびがあります。しじみとえびはそれぞれ疲労回復・二日酔い予防・美肌効果が期待できる栄養素が豊富に含まれている食品です。しじみとえびを使った料理のひとつに、えびとしじみのパエリアがあります。しじみとえびを活用して、健康的で美しい身体作りをしてみてはいかがでしょうか。

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