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しじみの加熱調理の必要性。加熱調理に必要な温度・時間は?

しじみは肝臓の機能を向上させて、疲労回復や二日酔い予防などの健康効果が期待できる食品です。しじみはスーパーや魚屋などで手軽に購入できる食品ですが、ウイルスが付着しているため加熱調理をする必要があります。ここではしじみの加熱調理の必要性と、加熱調理に必要な温度・時間についてご紹介します。

しじみの加熱調理の必要性

しじみは生の食品のため加熱調理する必要があります。ここではしじみの加熱調理の必要性と、しじみの加熱調理に必要な温度・時間をご紹介します。

しじみに付着しているウイルス

現在国内に流通しているしじみのほとんどは、ヤマトシジミと呼ばれる種類です。ヤマトシジミは淡水と海水が入り混じっている汽水域で生息しています。汽水域にはノロウイルスなどのウイルスが存在しており、しじみに付着している可能性があります。そのためしじみを適切に加熱調理しないまま食べた場合、ノロウイルスなどによる健康被害が起きる可能性があります。ノロウイルスに感染すると、症状が軽い場合は風邪のような症状ですみます。しかし症状が重い場合は、発熱・嘔吐・下痢・頭痛・腰痛といった症状が現れます。幼児や高齢者といった抵抗力が弱い人がノロウイルスに感染した場合、下痢や嘔吐による脱水症状になる可能性があります。脱水症状が悪化すると入院が必要になったり、最悪の場合は命に関わったりすることがあります。しじみを購入したら、適切に加熱処理することが必要不可欠です。

しじみの加熱調理に必要な温度・時間

一般的にウイルスは熱に弱く、加熱調理することで活性を失わせることができます。厚生労働省によると、しじみなどの食品に付着しているノロウイルスの活性を失わせるために、中心部が85~90℃で少なくとも90秒以上加熱することが推奨されています。しじみを料理に使う際は、適切な温度・時間で加熱調理するようにしましょう。
加熱調理をするのが手間だと思う人は、下処理がされた状態で販売されている乾燥しじみを使うのがおすすめです。乾燥しじみは下処理したしじみを乾燥してあるため、ノロウイルスの感染を心配する必要がありません。

まとめ

しじみはスーパーや魚屋などで手軽に購入することができる食品ですが、ノロウイルスなどが付着している可能性があるため加熱調理が必要です。しじみなどの食品の加熱調理の方法として、中心部の温度が85~90℃で少なくとも90秒以上加熱することが推奨されています。特に幼児やお年寄りがいる家庭は、適切に加熱調理するよう注意しましょう。

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